日本企業においてダイバーシティー(多様性)の重要性が叫ばれて久しい。近年はさらにエクイティー(公平性)とインクルージョン(包括性)を加えたDEIの考えが注目され、より多様性の必要性を説く声が高まっている。実際、2023年にWorkdayがビジネスリーダー2600人に行った調査では、既に9割の日本企業がDEIへの取り組みを実施していると回答済みだ。女性、高齢者、外国人といったこれまで組織で少数派であった人たちの個性が尊重され、誰に対しても均等に活躍の機会が広がるこ...