浜田市高齢者クラブ連合会三隅支部(渡辺弘之会長)の会員らによる作品展「生き生き活動作品展」が5日、同市三隅町向野田の三隅まちづくりセンターで始まった。絵画や手芸といった多彩な会員の力作436点が、会場いっぱいに並び、来場者を楽しませている。
作品展は町内の65歳以上の人が所属する高齢者クラブの活動発表の場として、2003年から毎年開く。今回は7クラブの96人が陶芸、手芸、絵画など7部門に出品したほか、地元の小学生の作品も並ぶ。
白や緑色の毛糸を編んで作った干支(えと)の蛇の縫いぐるみや、野菜などを水彩で描いた絵はがき、卵の殻で装飾したひな飾りなど色とりどりの作品が来場者の目を引いている。
渡辺会長(80)は「今年も手の込んだ作品ばかり。出品者と来場者が笑顔で交流できる場として続けていきたい」と話した。入場無料、7日午後3時まで。(中村成美)