バスケットボールのりそなBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは1、2日、アウェーで長崎と対戦し、1勝1敗だった。通算22勝13敗で、西地区2位を維持した。ただ、1ゲーム目でエヴァンスが欠場、2ゲーム目ではエヴァンスに加えてクラークも欠場し、厳しいゲームになった。8、9日は東地区の茨城とホームで対戦する。長崎戦を解説し、バイウイーク前、最後の茨城戦を展望する。(編集局・舟越幹洋)
・スサマジ 第36、37戦見どころ vs茨城(東地区) ホーム追い風に白星を
Sデジコメンテンターの朴航生さんが「順調だった矢先のアクシデント」と、解説されたように、まさに「首位の琉球に迫るチャンス」だっただけに、長崎戦の1敗はもちろんだが、主力2人の欠場が心配だ。チームから発表はないが、2ゲームともベンチ入りはしていたことを考えると、体調不良や大けがではなく、肉離れか捻挫ではないだろうかか。いずれにしても茨城戦の出場は2人とも難しいだろう。
三河、広島に勝ち、いい流れに
スサマジは三河に勝って、昨年末から続いたホームでの連敗を止め、続く昨季王者の広島には快勝した。連敗中にチームの欠点を見直し、攻守にワンランクアップした。広島はけが人が復帰して調子を上げていたが、スサマジはいい守りから、速攻や連携したオフェンスを繰り出し危なげない試合運びで快勝した。「いい流れになってきた。この感じなら、長崎のホームでも負けることはない」と感じた。

長崎との1ゲーム目。エヴァンスの欠場を聞き、「うわ、厳しい。でも長崎ならなんとか勝ってくれるのでは」と思った。長崎はB1昇格2シーズン目で、コーチを外国人に変更し、攻守ともオーソドックスなスタイルになった。昇格に導いたボンズが大阪へ移籍し、代わりに元NBA選手のスミスが加入。シーズン前は「相当やるのでは」と思われたが、波に乗れず、西地区6位で厳しい戦いが続いている。
さらにスミスがけがで欠場し、ホーム戦とはいえ、チーム状態が上向いてきたスサマジが有利と思った。

長崎・馬場をどう守るか
試合はエヴァンスの代わりに、...