小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツゆかりの地を、堀川遊覧船で巡る山陰中央新報社文化センター特別講座「小泉八雲とセツ 歴史遊覧船」が3月26日、松江市で開かれる。2人をモデルに今秋始まるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」をより楽しむための予備知識を伝える。
元島根県古代文化センター長の宍道正年さんが講師を務め、自著『親子で学ぶ小泉八雲』などをテキストに船上で分かりやすく解説する。
松江市黒田町のふれあい広場乗船場を発着。通常の遊覧船コースを進みながら、セツが養女として暮らした稲垣家があった場所付近でセツの生い立ちについて語り、八雲が英語教師を務めた島根県尋常中学校があった場所付近では八雲の教師像に触れる。普門院前では怪談にまつわるエピソードを話し、ヘルン旧居がある塩見縄手に至る。
午後1時半から同3時まで。受講料3800円(乗船料、保険料含む)。定員は先着11人。開講10分前までに現地集合。
問い合わせ、申し込みは文化センター松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。