出雲市多伎町で活動する竹細工やつる籠、わら細工の団体や個人による作品展が21日、多伎文化伝習館(出雲市多伎町口田儀)で始まった。買い物かご、わら草履といった力作228点が来館者を楽しませている。24日まで。入場無料。
作品展には伝習館竹細工教室、田儀竹籠つくろう会、室津わら工房の3団体と、つるかご作家・永瀬登志夫さんの計58人が出品。さまざまな編み方のコースターや背負い籠といった作品が並ぶ。買い物用の手提げかごや大小さまざまなしめ縄も目を引く。
田儀竹篭つくろう会で指導する山田能久さん(81)は「参加者がそれぞれ研究して上手になっている。地元の竹で作った作品を見てほしい」と話した。
午前9時~午後4時。期間中、毎日抽選で30人に同会が作った竹鈴のストラップをプレゼントする。
(黒沢悠太)