湊直樹館長(右)が持つ住民票に口を開けて反応するシロイルカの「シーリャ」(左)と「ミーリャ」=浜田市・江津市、しまね海洋館アクアス
湊直樹館長(右)が持つ住民票に口を開けて反応するシロイルカの「シーリャ」(左)と「ミーリャ」=浜田市・江津市、しまね海洋館アクアス

 【浜田・江津】浜田市・江津市のしまね海洋館アクアスで生まれたシロイルカ「シーリャ」と「ミーリャ」の誕生日を祝おうと、両市が4日、特別住民票を交付した。新たな市民として迎え入れた2頭の今後の活躍を期待した。

 シーリャは2009年8月3日、ミーリャは2014年7月27日にアクアスで誕生。両市は海洋館で誕生したシロイルカに初めて住民票を交付した。

 交付式では、山下修江津市長が「新たに住民票の交付をきっかけに、元気いっぱいに両市を盛り上げてほしい」とあいさつ。久保田章市浜田市長が湊直樹館長に、2頭の生年月日や住所などを書いた住民票を渡した。

 2頭は湊館長が住民票を受け取ると同時に、おじぎをするパフォーマンスを見せて会場を盛り上げた。湊館長は「シロイルカの演技は両市の財産。この地で生まれてくれたことに感謝して、地域貢献に力を尽くしたい」と話した。

      (宮廻裕樹)