危機管理のスペシャリスト、鳥取県を去るー。中国電力島根原発(松江市鹿島町片句)の安全対策を長年担ってきた水中進一危機管理部長(61)が3月末に定年退職する。陸上自衛隊員から県職員に転身して30年。2012年に発足した原発関連の担当部署の管理職になって以降、13年間にわたり原発対策の最前線で安全を追求した。原発に向き合ってきた日々を振り...