山陰中央新報がデジタルと紙面ともにリニューアルします。本紙では、石破政権の行方や戦後80年における記憶、記録の継承など重要ニュースを分かりやすく伝えます。山陰中央新報デジタル(Sデジ)では、速報だけでなく、多角的な視点で報じるなど、両方手に取ってさらに読み応えのあるコンテンツをお届けします。本紙読者の皆さまは無料でSデジをご覧になれます。リニューアルを機にぜひご登録ください。
確かなニュースいつでも、どこでも
世の中には、至るところに「なぜ」があります。だれもが平和を望んでいるのに、なぜロシア、ウクライナやイスラエル、パレスチナ、中東諸国などでは国や地域同士の争いや内戦が絶えないのでしょうか。「政治とカネ」の問題が世間をにぎわしているのにもかかわらず、石破茂首相が堂々と国会議員に商品券を配ったりすることがなぜ起きるのでしょうか。
山陰両県での暮らしの中にもたくさんの「なぜ」があります。政府の備蓄米が放出されたのに下がらない米の価格、一度火が付くと消えぬ山火事…。山陰中央新報の記者は「なぜ?」と立ち止まり、「これからどうなる」と思考を続け、時事問題を徹底的に深掘りします。
例えば、政府が備蓄米を放出したことで一時的に山陰両県で流通量が増えたとしても、値下がりにつながるかどうかは見通せないという声が関係者から聞こえます。気象変動の影響で今後もコメが順調に取れるかどうか分からないという不安から“売り控え”は起こらないのか、そのような所に記者は目を凝らしていきます。
スポーツでは「Bリーグ報道と言えばSデジ」と言われるよう話題を発掘、提供し、「国内ナンバーワンサイト」を目指します。
新たに勝敗・スコア予想を始めました。AI(人工知能)に過去の試合データを読み込ませ、島根スサノオマジックだけでなく、気になる他チームの勝敗も予想します。人間とAI、どちらの精度が高いのか注目です。
さらに、Sデジでの限定企画「データism(イズム)」のスサマジ編も始めます。チームや個人のスタッツから見える事実に迫ります。記者の解説だけでなく、「月刊バスケットボール」の編集者を務め、フリーライターとして米国を拠点に12年間、NBA、WNBA、NCAA、FIBAワールドカップなどを取材した青木崇氏ら、国内第一線で活躍する専門ライターによるコラムも配信。本紙と合わせて、読み応えのある記事をお届けします。
ここに注目
子育てのヒントいっぱい
Sデジの子育て世代向けコンテンツ「パパ・ママ手帳」を火曜日から金曜日にかけて毎日更新します。育児の悩みや困り事と向き合う皆さんに、癒やしや気付きを提供します。育児や家事のスペシャリストによるリレーコラム「話そう!子育てのこと」、スクールトレーナーが提案する親子での体の動かし方などの新企画に加え、引き続き8児のパパとして奮闘する小児科医・YUBI先生が育児や医療のさまざまな疑問に答える「教えてYUBI先生 育児のヒント」、子連れで行くと楽しい山陰両県のホットスポットを紹介する「明日どこいく? 遊び場図鑑」なども連載します。
元気に長生き 鍵はデータに
少子高齢化が進む中で地域では、一人一人が最後まで住み慣れた地域での暮らしを全うするために、健康づくり、病気の治療、介護の複合的なニーズに対応する必要が出ています。新企画「データism」健康編では、公開データから地域ごとに医療、介護の提供体制が十分かどうか、連携ができているかどうかなどを検証します。
戦争二度と起こさない
第2次世界大戦の終結から80年。国外では国同士の戦争や内戦が絶えず、東アジアも緊張が高まっています。節目の年に、多角的に平和の在り方を問い直します。山陰で生まれて戦中を過ごし、日本から世界へと羽ばたいた文化人たちが生み出した作品に刻まれた平和への思いを掘り起こします。また、両県に今も残る戦争遺構を紹介します。
街の水道は大丈夫?
毎年のように相次ぐ大規模災害に加え、「平成の大合併」から20年が過ぎ、公共施設や道路、水道管などのインフラの老朽化の問題が顕在化しています。国はもちろん、県や市町村、地域住民が覚悟を持って向き合う必要があり、適正化や老朽化対策のあるべき姿を探ります。
どうするJR木次線
島根、広島両県を結ぶJR木次線が利用者減に伴い岐路に立っています。広島県内で木次線と接続し、同じく利用が低迷する芸備線で、一部区間の存廃を議論する「再構築協議会」が始まりました。本当にローカル鉄道は必要か、との原点に立って地域交通、日本全体の鉄路の在り方を考える企画を始めます。
わが社を次代へ
人材不足で先細る会社を次の時代につなぐことが山陰経済の重要課題の一つになっています。M&A(企業の合併・買収)などの現場取材を通じ、事業承継に悩む経営者に参考となる企画記事を、経済界の皆さんに提供します。
未来の扉を開く!!「学聞」もSデジで
4月からSデジに「学聞(まなぶん)コーナー」を新設し、毎週日曜日に、さまざまな記事を配信します。
メインコンテンツの「学聞ニュース」は、小中学生の勉強、部活や地域の習い事での活躍のほか、学びの環境などの身近なニュースをお届けします。
ニュースを基にしたクイズや、小学生向けの英語、体づくりに関する話題などさまざまな企画を、デジタル限定で配信します。
また小中学生の皆さんが描いたイラストや習字、写真の作品の投稿を募り、掲載します。
「おでかけ情報」「お悔やみ」も詳しく
イベントガイド「おでかけ情報(現・生活アップデート)」は、月曜日に1週間のイベントを一括して、火曜日から金曜日までは「くらし面」で直近の情報をそれぞれ掲載。暮らしに身近なニュース、情報が「くらし面」でまとめて読めるようになります。Sデジでは日付やテーマ、市町村別のイベントの検索がいつでもできます。
皆さまの声を紹介する「読者ふれあいページ」はこれまでの日曜日から、月曜日掲載に変わります。会葬情報を網羅した詳細版の「お悔やみ」はSデジ限定で配信します。