「諸宗教対話神学」においては、「人は二つあるいはそれ以上の宗教を同時に信仰することができるのか否か」、すなわち、「宗教的二重国籍は可能であるのか否か」という問題が存在しています。この問題を考えるためには「文化的次元」と「倫理的次元」を経て「宗教的次元」の段階へと進んでいく必要が...