山陰両県のアパレルブランドを集めた「郷土を纏(まと)う 山陰ブランドの洋服展」が米子市角盤町1丁目、JU米子高島屋で開かれている。来場者は素材やデザインにこだわった洋服やアクセサリーに見入っている。8日まで。
米子、松江、雲南の各市から5社が出展し、約190点を展示、即売する。雲南市の舟木木工所は、日本の伝統工芸でくぎを使わない組子細工のアクセサリーや名刺入れ、置き飾りの制作キットなどを並べた。
桜の置き飾りは木材に細かい切り込みを入れて花びらの曲線を再現した。使用する木材は島根県産が中心で、使えば使うほど色も変化し味が出てくるという。
洋服展を企画したギャラリーEN(エン)の一圓早苗さん(57)は「春にウキウキするような作品を集めた。ぜひ手に取ってもらいたい」と来場を呼びかけた。
午前10時から午後7時まで。最終日は午後4時まで。(藤本みのり)