任期満了に伴う鳥取県大山町長選が13日、投開票され、無所属現職の竹口大紀氏(43)が、元町議で無所属新人の小谷英介氏(42)に1897票差の大差を付け、3度目の当選を果たした。投票率は70・54%で選挙戦があった2017年を5・25ポイント下回った。
竹口氏は、2期8年間で取り組んだ子育てや移住支援策の継続をアピール。国立社会保障・人口問題研究所が推計した25年時点の町人口1万3767人に比べて、実際は千人ほど多いと成果を強調し、支持を広げた。
小谷氏は、住民主役のまちづくりを訴えたが、届かなかった。当日有権者数は1万2533人(男6024人、女6509人)。
(中村和磨)
◇大山町長選開票結果(午後9時5分、選管最終)
当 5,327 竹口 大紀(43)無現(3)
3,430 小谷 英介(42)無新
◇略歴
竹口 大紀(たけぐち・ひろのり) 2009年の鳥取県大山町議選で初当選し、1期務めた。15年の同県議選西伯郡選挙区で落選。17年の大山町長選で初当選後、2期連続で当選した。東坪。米子高専卒。当選3回。