出雲市の4人の水墨画家による作品展が出雲市天神町、今岡美術館で開かれている。山陰地方の風景や花を題材にした66点を来館者が鑑賞している。11日まで。
山陰水墨画協会出雲支部長の西村俊雄さん(82)=出雲市斐川町鳥井=の「夜桜」(110号)は、松江城山公園の桜を題材に制作した。
このほか、出雲市斐川町の築地松や安来市の清水寺、早春の梅など、四季を感じさせる作品が目を引く。
西村さんは「白と黒の濃淡から、実際の色を想像してもらいたい」と来場を呼びかけた。
午前10時~午後5時。入館料は一般・大学生600円、高校生以下無料。(黒沢悠太)