準々決勝で敗退し、悔しさをにじませる島根の選手たち=沖縄県沖縄市、沖縄サントリーアリーナ(撮影・小豆沢颯太)
準々決勝で敗退し、悔しさをにじませる島根の選手たち=沖縄県沖縄市、沖縄サントリーアリーナ(撮影・小豆沢颯太)

 バスケットボールのりそなBリーグ1部(B1)の島根スサノオマジック(西地区2位)は10日、アウェーの沖縄サントリーアリーナ(沖縄県沖縄市)で2戦先勝方式のチャンピオンシップ(CS)準々決勝第2戦に臨み、琉球ゴールデンキングス(西地区1位)に70-88で敗れた。2連敗で3シーズンぶりの準決勝進出を逃し、今季の戦いが幕を閉じた。

 島根は45-46で迎えた第3クオーターで攻撃が停滞し、5得点(失点20)にとどまった。第4クオーターに入り、安藤誓哉主将らのシュートで追い上げを図ったが、及ばなかった。

 島根はB1通算7季目の今季、CS進出を逃した昨季から大幅に選手を入れ替えた。レギュラーシーズン(RS)の戦績は37勝23敗で西地区2位となり、2季ぶり3度目のCS進出を決めた。RSでは3勝1敗と勝ち越していた琉球にCSで連敗を喫した。

 指揮を執って4季目となる島根のポール・ヘナレ監督は「チームとしては力を出し切った。選手たちは勝利を追求し続けてくれた」とたたえた。

(清山遼太)
 

▼CS準々決勝第2戦後、安藤誓哉選手のコメント


▼CS準々決勝第2戦後、ニック・ケイ選手のコメント