昨年の9月4日、安来市広瀬町の富田川河床遺跡において、1980(昭和55)~82(同57)年度の第6~8次調査で出土した遺物の中に、切遣(きりづか)いされた銀片が4点あることが島根県より発表されました(写真(1))。一見、道端に転がっていればただの石にも見えかねません。

 しかし、こ...