春から初夏にかけての山野草を楽しむ山草展が17、18の両日、益田市乙吉町の乙吉公民館で開かれ、かれんな花や葉姿が来場者の目を楽しませている。
益田、浜田両市の愛好家8人でつくる益田山草会(大賀進会長)が毎年春と秋に開いている。
会員が丹精込めて育てたサクラウツギやヒメサユリ、ムサシアブミなど約100鉢を展示した。控えめな咲き姿や美しい葉の色模様が目を引き、ほんのり甘い花の香りが漂う。
10年前まで趣味で山野草を育てていたという浜田市三隅町河内の三浦博文さん(82)は「丁寧に手入れされているのがよく分かる」とじっくり見て回っていた。
入場無料。18日は午前9時から午後3時まで。(吉田雅史)