モデル校の指定書を受け取る生徒(左)=浜田市瀬戸ケ島町、浜田水産高校
モデル校の指定書を受け取る生徒(左)=浜田市瀬戸ケ島町、浜田水産高校

 【浜田】浜田市瀬戸ケ島町、浜田水産高校でこのほど、自転車マナーアップ・鍵かけ推進モデル校の指定式があった。生徒会長の岡本晟弥(まさや)さん(17)が「水産高校の生徒が率先してルールを守る」と宣言した。

 式には生徒や教職員ら計約120人が出席した。浜田署の武田啓孝署長が「他校や市民の模範になってほしい」とあいさつ。市交通安全協会から生徒の反射材が贈られた。

 式後、署員が2026年中には自転車で交通違反をした際、反則金納付を通告する交通反則切符(青切符)制度が始まることを説明した。走行中にスマートフォンを使用する「ながら運転」は1万2千円を見込むとし、注意喚起した。

 岡本さんは「自転車通学なのであらためて標識に気をつけたい」と話した。

 同署によると、24年1~12月の自転車の人身事故は2件で、いずれもヘルメット未着用だった。自転車盗難は5件で、4件が無施錠だった。(宮廻裕樹)