全国高校総合文化祭への出場が決まった個人戦上位8人=益田市七尾町、益田高校いわみの記念館
全国高校総合文化祭への出場が決まった個人戦上位8人=益田市七尾町、益田高校いわみの記念館

 第23回島根県高校小倉百人一首かるた選手権大会が30、31の両日、益田市七尾町の益田高校であり、団体戦は松江北が昨年に続き3度目の優勝を果たした。7月19日から3日間、大津市である全国大会に出場する。

 団体戦には益田、石見智翠館、松江北の3校が出場した。参加者は読み上げられる上の句に耳を澄ませ、真剣な面持ちで勢いよく手を伸ばして札を払った。

 個人戦には32人が出場し、優勝を懸けてしのぎを削った。個人戦で優勝し、団体戦の主将を務めた松江北2年の西村理沙さん(16)は「計9試合の疲労もあったが、最後は気力と仲間の声かけで頑張ることができた」と話した。

 個人戦の上位8人は7月27日から3日間、高松市で開催される全国高校総合文化祭の小倉百人一首かるた部門に出場する。

(堀尾珠里花)
 

 個人戦の上位8人は次の皆さん(数字は順位)。

 (1)西村理沙(松江北)(2)岡佑来乃(出雲)(3)間野優月(益田)(4)和田理音(同)(5)志賀海偉斗(同)(6)春木柚菜子(松江北)(7)梶谷京加(同)(8)平塚留奈(同)