中国電力島根原発2号機(松江市鹿島町片句、出力82万キロワット)が再稼働し、7日で半年となった。中電が安定した運転ができているとの見解を示す一方、再稼働後に設備を巡るトラブルが相次いで発生。地域住民の不安は残っており、安全に動かすための組織体制の在り方が問われ続けている。

 今月3日、島根原子力館(同町佐陀本郷)であった「原子力安...