狙いを定めてボールを投げる出場者(左)=浜田市黒川町、島根県立体育館
狙いを定めてボールを投げる出場者(左)=浜田市黒川町、島根県立体育館

 【浜田】浜田市黒川町の島根県立体育館で15日、「島根県障がい者スポーツ大会」のボッチャ競技があり、出場者66人が熱戦を繰り広げた。

 ボッチャは、的となる白いボールに赤と青それぞれのボールを投げ、白いボールにいかに近づけるかを競う。パラリンピックの正式競技にもなっている。

 大会には身体、知的、精神障害のある人が参加し、個人戦とチーム戦で競った。出場者は相手のボールにぶつけてはじき飛ばすなど、戦略を練りながら真剣な表情でボールを投げ合った。

 大会は、スポーツを通じて社会参加を促すとともに、県民の障害者理解を深めようと、県や県障害者スポーツ協会が開き、26回目となった。(中村成美)