益田市内在住のカメラ愛好家女性6人でつくる団体「ふぉとみ」がこのほど、市立図書館(益田市)に写真家むらいさちさん=千葉県在住=の写真集5冊を寄贈した。
写真に親しんでもらうのが狙いで、寄贈したのはむらいさんが2014年から24年にかけて撮影、出版した「きせきのしま」「FantaSea2016(ファンタシー2016)」など。
「ふぉとみ」は18と24の両年にむらいさんを講師に招き、撮影会を開催。不定期で純喫茶として営業するキャバレー赤玉(同市駅前町)や、衣毘須(えびす)神社(同市小浜町)などを訪れ、益田高校写真部の生徒やカメラ好きの市民に写真撮影の楽しさを伝えてきた。
この日は友重明美代表(58)と団員の木束地ひとみさん(66)が市役所を訪れ、山本浩章市長に写真集を手渡した。友重代表は「図書館に置くことで写真好きの学びの場になってほしい」と述べ、山本市長は「寄贈はありがたい。写真に興味をもってもらうきっかけにしたい」と話した。
(堀尾珠里花)