タイムカプセルから取り出した絵や親からのメッセージを読む出席者=出雲市今市町、今市幼稚園
タイムカプセルから取り出した絵や親からのメッセージを読む出席者=出雲市今市町、今市幼稚園

 20歳の節目を迎える今市幼稚園(出雲市今市町)の卒園生が10日、2012年3月の卒園時に描いた絵や親からの手紙などを入れたタイムカプセルを開封した。メッセージを受け取り、当時を振り返りながら旧友と交流を深めた。

 同園は10年度、創立100周年を迎えた記念事業として、見た目が宝箱の木箱(高さ約1メートル、長さ約1・2メートル、奥行き0・7メートル)をタイムカプセルとして設置し、その後も毎年、卒園生を対象に行っている。

 卒園生16人のほか、当時の園長や保護者らが参加。当時担任をしていた上領芳江さん(64)が、園生活の思い出を話し、一人ずつに手渡した。出席者は遊びの思い出話や、現在の学生生活などの近況をそれぞれ報告した。

 縄跳びや色水遊びをしていた様子を描いた絵を手にしていた大学生の谷口陽奈花さん(19)=兵庫県西宮市=は「みんな面影があって、変わっていなかった」と笑った。「誕生したことを本当に幸せに思います」という親からのメッセージを読んだ田中莉子さん(20)=広島市=は「感慨深く、うれしくなった」と話した。

(片山皓平)