安来市戦没者追悼式がこのほど、同市飯島町の市総合文化ホール・アルテピアであり、参列者約80人が戦後80年の節目に恒久平和を誓った。
全員で黙とうし、関係者が祭壇に献花。市遺族連合会の仲佐芳己会長(87)=安来市久白町=が「戦後80年、昭和100年の節目に平和と自由を享受しているわれわれは二度とあのような悲惨な戦争はしないと御(み)霊(たま)に宣言する」と追悼の言葉を贈った。
遺族会代表謝辞では広瀬町遺族会の上廻芳和会長(80)=同市広瀬町西比田=が田中武夫市長に「日本が戦争に巻き込まれることがあってはならない。追悼の言葉をいただき喜んでいる」と述べた。
(中山竜一)