電話応対の練習をする生徒=松江市浜乃木8丁目、松江商業高校
電話応対の練習をする生徒=松江市浜乃木8丁目、松江商業高校

 松江市浜乃木8丁目、松江商業高校で8日、商業科の3年生104人がビジネス電話の応対研修をした。りそな銀行島根カスタマーセンター(出雲市駅南町2丁目)が20周年事業の一環として実施し、生徒は販売実習のイベントや就職して必要になる電話応対を学んだ。

 カスタマーセンターの社員がビジネス電話のかけ方を生徒に講義した。電話での言葉遣いや、簡潔で正確な情報を伝えるために、要件や想定される問答などの事前準備をしておくことを心がけてほしいと伝えた。

 ビジネス電話の練習では販売実習の仕入れ先との電話を想定した。生徒は慣れない言葉遣いに苦戦しながら、笑顔が伝わるような声を意識した。研修を受けた石原結華(ゆうか)さん(17)は「普段は電話をあまりしないので、言葉遣いや声のトーンを意識するのが難しかった」と話した。(石飛達哉)