20日投開票の参院選鳥取・島根合区選挙区は自民の出川桃子氏が初当選した。共同通信社が投開票日に実施した出口調査を基に投票動向を分析すると、出川氏は自民、公明支持層や中高年層を中心に安定した支持を集めた。国民の中山集氏と参政の倉井克幸氏は若年層の支持では出川氏を上回り、SNSを積極的に活用した効果が一定程度あったとみられる。共産の亀谷優子氏は広がりを欠いた。結果を詳報する。(白築昂)

 ▽出口調査の方法
 全国3690投票所で、投票を終えた有権者に「選挙区では誰に投票したか」「比例代表ではどの政党に投票したか」などを答えてもらった。回答の収集にはタブレット端末を使用した。回答者総数は14万6433人。山陰両県は島根1754人、鳥取1356人だった。


▼鳥取・島根選挙区の投票先

 


年代別の投票先...