第173回芥川賞、直木賞は27年ぶりに両賞とも「受賞作なし」に終わり、寂しい形で出版界の歴史に刻まれる回となった。受賞作ありきではなく「議論を尽くした結果」という点は共通するが、基準に達しなかった芥川賞、拮抗(きっこう)して差がつかなかった直木賞...
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