境港市の観光スポット、水木しげるロードで23日、妖怪影絵の夏休みバージョン9点の公開が始まった。9月30日まで夜の散策を楽しませる。
妖怪影絵は2018年、市が水木しげるロードの新装に合わせて始めた。同市出身の漫画家、故水木しげるさんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターの影絵が、歩道上など46カ所に日没から夜明けまで出現する。
このうち松ケ枝、大正両町の9カ所を22日の日没後に夏休みバージョンに変更した。盆踊りを楽しむ鬼太郎とねこ娘、花火と一反木綿、スイカ割りをするねずみ男といった夏らしい図柄。ねこ娘の装いをした観光客や、海外から訪れた家族連れなどが記念撮影を楽しみ、思い出づくりをしていた。
27日には第80回みなと祭があり、境水道で約2千発が打ち上げられる花火大会や、水木しげるロードでは「みなと提灯あるき」といった催しがある。(松本稔史)