島根県吉賀町の二十歳のつどいが15日、町内であり、サマードレスやスーツに身を包んだ25人が門出を祝い、それぞれの分野での活躍を誓った。
岩本一巳町長は「家族や周囲の支えのもと、権利と自由が認められる年齢になった。自覚と責任を持って大きく成長してほしい」と激励。参加者を代表して島根リハビリテーション学院理学療法学科の石田優大さん(19)は「家族や地域の人など大勢の人のおかげで節目を迎えられた。町に恩返しできるよう経験を積みたい」と述べた。
出席者のうち、18人が就職や進学で県外に住んでおり、千葉県や福岡県などから集まって再会を喜んだ。式典に続く交流会では「夢を見つける」「すてきな保育士を目指す」など抱負を書き記して見せ合い、決意を新たにした。
(堀尾珠里花)