フィンランドの高校生と意見交換する矢上高校の生徒
フィンランドの高校生と意見交換する矢上高校の生徒

 東京五輪・パラリンピックで邑南町がフィンランドのホストタウンを務める縁で、矢上高校(邑南町矢上)の生徒が11日、フィンランドの高校生と動画を通して交流した。フィンランドでは新型コロナウイルスの影響でほとんどオンラインで授業を受けている現状を知り、学校生活の違いに驚いていた。 (石川麻衣)

 交流したのは、2019年度に訪れたエスポー市にあるエスポーンラフティ高校の生徒5人。矢上高校からは希望者9人が参加した。

 事前に矢上高が質問を送り、ラフティ高の生徒が回答する様子を収録した動画が届いた。町国際交流員だったフィンランド在住のハーヴィスト・アーロさんの通訳で視聴した。

 新型コロナで学校生活はどう変化したかとの問いに、ラフティ高の生徒は「ほとんど在宅でオンライン授業を受けている」とし「慣れるまでは大変だった」と振り返った。

 将来の夢については「建築家かエンジニア」「まだ何をしたいのか分からない」との答えが返ってきて、同じ悩みを抱えていることが分かった矢上高校の生徒に共感が広がった。19年度にラフティ校を訪問した2年の木竜明日香さん(17)は「同じように進路を迷っていることを知った。今後も交流を続けたい」と話した

 町は16年度から毎年、町内の中高生を同国に派遣していた。しかし、20年度は新型コロナウイルスの影響で中止になったため、動画を通して交流することにした。