過去に本連載で取り上げたソフトテニスのインターハイ(全国高校総体)は、7月29日から31日まで山口県の宇部市中央公園テニスコートで行われた。女子の島根県代表は、29日と30日に行われた個人戦(ソフトテニスでは一般的にダブルスを指す)に全6ペアが出場し、うち四つが出雲北陵のペア。31日の団体戦も出雲北陵が2年連続2回目の出場を果たした。

 2021年創部と歴史は浅いながらも着実に力をつけている出雲北陵女子は、インターハイでの実績を少しずつ積み上げているところ。昨年までの最高成績は個人戦が4回戦進出、団体戦は初出場だった昨年が1回戦敗退で、どちらも部の歴史を塗り替えるべく今年の戦いに臨んだ。今回も番外編『サイドラインの向こう側』として、同校の...