大阪・関西万博に島根県が開設した特設ブースで30日、丸山達也知事や県観光キャラクター「しまねっこ」が県西部の温泉をベースにした入浴剤やシールを来場者約300人に配り、島根の文化や自然をPRした。
浜田市金城町の今福神楽社中は、人気演目「大蛇(おろち)」や「塵輪(じんりん)」を熱演。激しい舞に、最前列で鑑賞した兵庫県尼崎市の会社員、長川仁美さん(39)は「大蛇の尾が当たりそうで迫力満点だった。島根に行ったことがないのでぜひ見に行きたい」と声を弾ませた。
世界遺産・石見銀山や隠岐諸島の景色が楽しめる仮想現実(VR)のコーナーもにぎわった。
27日に開設した特設ブースの来場者は29日には2万人を超えており、丸山知事は「大変盛況でうれしく思う。島根県の魅力を再発見してもらい、県内各地にお越しいただけるようPRに努める」と話した。
最終日の31日は石見神楽公演や、世界有数の葛飾北斎コレクションを誇る島根県立美術館による北斎の代表作を絵柄にしたペーパーバッグ作りがある。
特設ブースは全国や国外に向け島根の認知度を上げようと「ご縁も、美肌も、しまねから。」をテーマに、27日から「ギャラリーEAST(イースト)」に設置している。...





  






