京都の伝統工芸品や食べ物をそろえた「第6回大京都展」が3日、米子市角盤町1丁目のJU米子高島屋で始まった。和洋スイーツや漬物など32社が出店し、京都ならではの名産品や職人の技が楽しめる。9日まで。
初出店の「佐近」は、世界遺産の仁和寺門前に店を構える京料理店。湯引きと照り焼きにしたハモをふんだんに乗せた「はもちらし」などを並べる。5階のイートイン会場では、行列のできる人気ラーメン店「本家 第一旭」の特製京都ラーメンを味わうことができる。
境港市から訪れた持吉菜々子さん(31)は「なかなか行けない京都の食べ物を味わえてうれしい」と話した。
大京都展を主催し、食品、工芸160社が加盟する京都物産出品協会の岡本帝光理事は「季節の食材や秋をモチーフにした品がそろっている。まだまだ暑いが京都の秋をぜひ感じてほしい」と来場を呼びかけた。
(藤本みのり)













