環境をテーマにしたイベント「こどもエコミュージアム」が6日、松江市学園南1丁目のくにびきメッセであった。来場した親子連れら約7千人が、科学実験ショーや体験コーナーなどさまざまな催しを通じて環境への理解を深めた。
楽しく体験しながら環境を学んでもらおうと、山陰中央新報社が主催。脱炭素や地球環境改善事業に取り組む山陰の企業や自治体などが協賛した。
会場では発電や木材工作の体験ブース、電気自動車(EV)の展示コーナーが設けられたほか、家庭で余った食料品や日用品を支援を必要とする子育て世代に届けるフードドライブを開催。環境やエネルギーに関するクイズラリー、キャラクターショーも行われ、終日にぎわった。
特設ステージで行われた科学実験ショーでは、子どもたちが段ボールを使ったスモークマシンで空気砲を出したり、液体窒素で葉が凍る様子に驚いたりし、会場は歓声に包まれた。
親子で参加した松江市立津田小学校2年の佐藤千優希さん(8)は「キャラクターショーを楽しみに来た。エコや環境について興味を持った」と笑顔を見せた。(石倉俊直)