【倉吉】プロのカメラマンとして「鳥取写真家」と名乗り飛行機を撮り続ける鳥取県琴浦町徳万の宮川大志さん(38)の作品展が、倉吉市内の住宅展示場で開かれている。真っ青な空や刻一刻と表情を変える雲、地上の花々を絡めた写真を通して鳥取の魅力を伝える。入場無料。15日まで。
35歳でフリー写真家となり、4回目の作品展。意欲的に出品を重ねる国際コンテストの入賞作を含む約100点を山陰ハウジングプラザ倉吉中央店(倉吉市宮川町2丁目)展示場で並べた。
初のギャラリートークにも臨み、作品に込めた思いや撮影のポイントを解説した。独特の視点で一瞬の飛行機の表情を切り取り、鳥取空港近くのネギ畑や米子空港のサクラなど足元の風景にも光を当てる。宮川作品の世界を県内外から訪れた航空機ファンらが楽しんだ。
飛行機をテーマにする動機について宮川さんは「合言葉は『空には夢がある』。それを証明する旅に出ているような感じ」と伝え、旺盛な意欲をのぞかせた。 (吉川真人)













