演出家・脚本家の三谷幸喜が脚本、主演に菅田将暉を迎える10月1日スタートのフジテレビ水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(毎週水曜 後10:00※初回30分拡大)に菊地凛子、坂東彌十郎、井上順、野間口徹、シルビア・グラブ、野添義弘、長野里美、佳久創の出演が決定。豪華な顔ぶれが「1984年の渋谷」を大いに盛り上げる。
【写真】妖艶な雰囲気…ダンサー役で登場するアンミカ
本作は1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。菅田は、主人公で成功を夢見る演劇青年・久部三成(くべ・みつなり)を演じる。共演には二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波という豪華な顔ぶれが集結した。
国内外の作品で活躍する名俳優・菊地凛子の出演が決定!菊地は新藤兼人監督の映画『生きたい』(1999年)でデビュー。2006年には映画『バベル』でろう者の女子高生を演じ、アカデミー助演女優賞をはじめとする世界的映画賞にノミネートされ注目を集めた。その後も『サイドウェイズ』(2009年)、『ノルウェイの森』(2010年)、『パシフィック・リム』シリーズ(2013年、2018年)、『47RONIN』(2013年)など数々の話題作に出演。近年は日本の連続ドラマでも視聴者を魅了しており、『PICU 小児集中治療室』(2022年、フジテレビ系)、『100万回言えばよかった』(2023年、TBS系)、連続テレビ小説『ブギウギ』(2023年、NHK)、『ホットスポット』(2025年、日本テレビ系)などに出演。三谷脚本作品には大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年、NHK)以来2度目の出演となる。今作で演じるのは案内所のおばば。謎めくメッセージで主人公・久部三成(くべ・みつなり/菅田将暉)を翻弄(ほんろう)する。
名バイプレーヤーの代表格、野間口が舞台監督・伴工作(ばん・こうさく)役で登場。トラブル続きの劇場を成立させようと苦労を惜しまず奔走。体、表情、言葉全てから哀愁が漂う。演じる野間口はドラマ、映画にひっぱりだこの名脇役として活躍し、近年も『PICU 小児集中治療室』(2022年、フジテレビ系)、大河ドラマ『どうする家康』(2023年、NHK)、『ブラッシュアップライフ』(2023年、日本テレビ系)、『うちの弁護士は手がかかる』(2023年、フジテレビ系)、『VRおじさんの初恋』(2024年、NHK)、『全領域異常解決室』(2024年、フジテレビ系)など数々の話題作に出演している。三谷脚本作品には初参加。
劇場支配人・浅野大門(あさの・だいもん)を野添、その妻・浅野フレを長野が演じる。次から次にトラブルが発生し、劇場運営に日々てんやわんやしている2人。赤字続きでジェシー才賀(シルビア・グラブ)からもプレッシャーがかかり…。
希望や夢を持ちづらくなった今、スマホで下ばかり見ている今、SNSはあるのに人間関係が希薄になっている今だからこそ、1984年をがむしゃらに生きた人たちの姿は「大切な何か」を投げかけてくれる。三谷ワールド全開で贈る、笑いと感動いっぱいの新水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は10月1日スタート。続報にも注目が集まる。
■キャストコメント
◆菊地凛子
「また三谷幸喜さんの世界に呼んで頂ける俳優人生があったなんて、大変に大変に大変に嬉しく思います。そして、キャストの皆さんの豪華絢爛!!正直、心も身体も震えました。そして、温かくて楽しいスタッフの皆さんと力を合わせて作る幸せを噛み締めつつ、おばばという難解な役を乗りこなしていけたらいいなぁーという気持ちでございます。ありがとうございました!!」
◆野間口徹
「芝居を始めた頃から憧れの存在だった三谷さんの作品に、よもや自分が出演することになるとは想像もしておりませんでした。撮影初日から“楽しい”の連続で、興奮を抑えて冷静さを保つのに苦心した憶えがあります。
すでにご存知の通り、各方面から一筋縄ではいかない面々が集結し、その世界を創り上げております。きっと楽しんで頂けるはずですので、10月までお待ちくださいませ」
◆野添義弘
「バブル期に入る少し前のエリマキトカゲが大流行だった昭和59年の渋谷のお話です。とにかく面白く素敵(すてき)です!!監督はじめ、全スタッフの皆さんが全精力注いで昭和59年を作って下さって、特にスタジオセット、オープンセットはホントに昭和にタイムスリップした感覚になりました(連ドラでオープンセット、驚きです)。キャストの皆さんもいろんなジャンルから参加されていて、舞台出身の方、お笑い界の方、アイドル出身の方、歌舞伎界の方、バラエティー界の方、小劇場出身の方、モデル出身の方、音楽業界の方などなど素敵(すてき)な化学反応が起きています!そして民放GP帯連ドラ25年ぶりの三谷幸喜さんの脚本。スタッフの皆さんが作ってくれた昭和59年の世界観×個性派キャラの俳優部×三谷さんの半自伝的脚本、この3つが重なれば、楽しくならない訳が無い!スマホも無い時代、渋谷の片隅で不器用ながらも一生懸命生きる人間くさい人たちが、衝突しながらも前を向き、エネルギッシュに生きた1984年、昭和59年をお見逃しなく!!!」
◆長野里美
「またも三谷作品で“変な女”を演じる機会をいただけて、本当に嬉(うれ)しいです!しかも“長野さんにしかできない”と三谷さんから言われ、調子に乗りました(笑)。“ドラマの外で勝手に生きている感じが凄(すご)くいい!”とも。フレは本当に妙ちくりんですが、監督さんたちからも愛されて(いじられて?)演出していただいて、楽しんで演じることができ、私の中でも新鮮な役です。また、顔合わせの時に三谷さんがおっしゃっていた“誰もが輝く明日を信じていた、そんな時代のことを今に生きる人たちに伝えたい”という言葉が心に残っています。どうぞこれを見る方が元気になれますように。たくさんの方々にご覧いただきたい作品です」
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