出雲市の住宅地などで18日、サルが相次いで目撃され、市が注意を呼びかけている。今市町内では、児童が傘を取られそうになったが、けがはなかった。
市森林政策課によると、午後4時ごろ同町内の県営今市団地の敷地内で、小学校3年生の児童がサル1匹に出くわした。午前8時ごろに斐川町神氷、午後には大津町の出雲弥生の森博物館の西側駐車場付近や、今市町の一の谷公園北側でそれぞれ1匹の目撃情報があった。
市と市教育委員会は目撃された地域周辺の幼稚園や保育園、小中学校などに出没場所を伝え、注意喚起した。
市森林政策課の松村考課長は「見つけたら刺激しないように目を合わせず、その場から離れてほしい」と呼びかけた。