ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の著作を英語の原文で読み進める定期講座「英語で親しむ小泉八雲作品」が10月4日、松江市殿町の山陰中央新報社文化センター松江教室で始まる。NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で注目度が高まる八雲を深く知りたい人や英語の学び直しをしたい人向けに月2回開く。
講師は島根大学ラフカディオ・ハーン研究会会長で島根大名誉教授の渡部知美さん。講座は原則、毎月第1、第3土曜日の午前10時半~正午に開く。
八雲は英語で記したさまざまな著作を通して日本を世界に紹介した。講座で最初に取り上げる作品は、来日2作目となる1895年の短編集Out of the East(『東の国から』)の巻頭に収められたThe Dream of a Summer Day(「夏の日の夢」)。浦島太郎の昔話に思いを巡らせた作品を通して八雲の英語に触れる。
受講料は1万2540円(3カ月・6回分)。文化センターの会員でない人は別途入会金3千円が必要(割引制度あり)。
問い合わせ、申し込みは松江教室、電話0852(32)3456、フリーダイヤル(0120)079123。