自民党総裁選は22日告示され、立候補した5氏による12日間にわたる論戦が始まった。物価高対策や、少数与党下の政権枠組みの在り方が主要争点。7月の参院選大敗を受けた「党再建の顔」を競う。国会議員295票と同数の党員・党友による地方票をどれだけ獲得できるかが鍵を握る。1回目投票で誰も有効票の過半数に届かず、決選投票になる可能性もある。新総裁は10月4日に選出される。

 

 5人は所見発表演説会やテレビ番組でそれぞれの政策をアピールした。物価高対策を巡り、...