球状の小型ドローンを操作し5対5で得点を入れ合う「ドローンサッカー」の大会がこのほど、米子市内であり鳥取、広島、岡山の3県から集った6チームが操作技術とチームワークを競った。
山陰両県で初めてのドローンサッカーの大会。ネットで覆ったフィールド内で直径20~40センチの球状フレームに入ったドローンを操作する。「ストライカー」のドローンが相手ゴールの輪を通過すると得点となり、他の「フィールドプレーヤー」がゴールを守ったり相手に体当たりして1セット3分間、めまぐるしい空中戦を繰り広げる。
ドローンサッカー部がある米子北高校や社会人チームなどが2グループに分かれてリーグ戦に臨んだ。ドローンが飛び交う中、選手は「ゴール前を固めよう」「突破できるぞ」などと声をかけ合い、得点すると客席からも歓声が湧いた。
大会は競技の普及に取り組む日本ドローンサッカー連盟鳥取・島根支部(小田斉代表)が主催。小田代表は「ようやく1回目の大会を開催できた。長く続け、ドローンサッカーを山陰の地域スポーツに定着させたい」と話した。
(中島諒)













