映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の初日舞台あいさつが26日、都内で行われ、主演の大沢たかおのほか、上戸彩、津田健次郎、中村蒼、渡邊圭祐、笹野高史、江口洋介、吉野耕平監督が登壇。江口が、大沢が劇中でも歩いていないことを明かした。
【写真】綺麗…華やかな衣装に身を包んだ大沢たかお&上戸彩
本作は、『モーニング』(講談社)で1988~96年に連載された、かわぐちかいじ氏の同名漫画が原作。「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品。
2023年に映画『沈黙の艦隊』として劇場公開。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させた臨場感あふれる映像体験は、大きな話題に。その後、ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が動画配信サービス「Prime Video」で配信された。その続編となる本作は、極寒の氷の世界・北極海を舞台に、原作随一のバトルシーンを壮大なスケールで描く。
演じてみたい役柄を問われた江口は悩んだ末、「(大沢が演じる)海江田は俺にはできないです」と苦笑い。「閉鎖された空間で微動だにせず、せりふを言うのは日頃のスクワットが効いているのかな?」と大沢にたずねた。
核ミサイル搭載の原子力潜水艦「やまと」の艦長・海江田を演じた大沢は「僕、0歩しか歩いていないので」と告白。江口は「それがどれだけ大変か。あれは大沢くんならではの戦闘シーン。僕にはできない」と絶賛していた。
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