安来市広瀬町下山佐の山狭神社の正遷座祭がこのほどあった。本殿改修のため仮殿に移していたご神体を本殿に戻した。稚児行列や餅まきも行われ、氏子ら約200人が祝った。
工事は昨年6月から社殿の銅板ぶき屋根や千木の改修などを行った。
餅を運ぶ氏子や子どもたちが下山佐交流センターから約800メートル離れた神社まで列をつくって進んだ。餅まきが行われた後、ご神体を仮殿から本殿に移した。
山狭神社遷宮委員会の岩田耕委員長(81)=安来市広瀬町下山佐=は、「氏子や崇敬者たちの尽力で無事に遷座祭を行うことができ、感謝している」と話した。
(中山竜一)













