鳥取県南部町鶴田のとっとり花回廊で、10万株のサルビアが見頃を迎えた。国立公園・大山を背景に真っ赤な花畑が広がり、訪れた人を魅了している。
広さ1ヘクタールの「花の丘」で、来園者は爽やかな秋の風を感じながらベンチに腰かけてゆったりと眺めたり、写真を撮ったりして楽しんでいる。
旧友との旅行で山口県から訪れた専業主婦の高山美奈子さん(70)は「青い空に真っ赤なサルビアが映え、素晴らしい景色だ」と話し、高校時代に修学旅行で来たという大山の思い出話に花を咲かせた。
秋の深まりとともに花の密度が高まり、濃く色づいていくといい、11月上旬ごろまで咲く見込み。(中村和磨)













