プロスポーツクラブの社長やゼネラルマネジャー(GM)といった経営人材育成のため、サッカーJリーグが中心となって設立した組織「スポーツヒューマンキャピタル(SHC)」が設立から10年を迎えた。専門知識を身に付けた修了生は600人を超え、JリーグやバスケットボールBリーグのクラブの社長も輩出。各地で手腕を振るう。

 今年からバレーボールのSVリーグも参画。Jリーグに続き、Bリーグなど全国にプロチームが拡大する中、クラブのかじ取り役を担える人材の需要は今後さらに高まりそうだ。SHCの本間浩輔代表理事、立ち上げに関わったSVリーグの大河正明チェアマンとJリーグの青影宜典執行役員が鼎談し、現状や展望を語...