畔上和弥さん(左端)と三島慎吾さん(前列右から2人目)とともに走る参加者=松江市西川津町、島根大陸上競技場
畔上和弥さん(左端)と三島慎吾さん(前列右から2人目)とともに走る参加者=松江市西川津町、島根大陸上競技場

 12月7日の「国宝松江城マラソン」の記録更新や完走を目指す教室が19日、松江市西川津町の島根大陸上競技場であり、参加者約40人がトヨタ自動車陸上長距離部OB2人から体の動かし方などを学んだ。

 3月に引退した畔上和弥さん(28)と出雲市出身の三島慎吾さん(41)が講師を務めた。体の可動域を広げ、より走りやすくするための5種類の運動を紹介した。参加者は「しっかり背中が伸びるように」「体が横にぶれないように」などと助言を受けながら、片膝ずつ抱えてお尻の筋肉を伸ばし、足を大きく回して股関節をほぐしていた。

 運動の後は2組に分かれて走り、体の動かしやすさを実感した。

 松江市西津田10丁目の会社員、菅原啓吾さん(51)は「経験のある人に教わることができて良かった。股関節の可動域が広がると足が軽くなった感じがした」と話した。

 教室は島根トヨタグループと同マラソン実行委員会が主催した。

(小引久実)