目黒鹿鳴館、現在の地での営業終了を発表(公式Xより)
目黒鹿鳴館、現在の地での営業終了を発表(公式Xより)

 東京・目黒のライブハウス鹿鳴館が25日、公式Xを更新し、12月11日をもって現在の場所での営業を終了すると発表。「新天地選び」についても伝えた。

【画像】目黒鹿鳴館からのお知らせ全文

 Xに「お知らせ」を掲出。「目黒鹿鳴館の目黒での営業につきましては、 12月11日(木)『残された力vol.18』をもちまして終了となります」と明らかにした。

 その上で「2度に亘る延期(ほぼ2年)を順調に営業出来たのも偏に関係者各位・演者の皆様・並びにご来場いただいたお客様のお陰です。ありがとうございます。またビルのオーナー様にも感謝しかございません」とし、2025年1月19日で一旦“さようなら目黒鹿鳴館”公演を行なった事もあり、今回は当社主催の“さようなら公演”的なイベントは開催致しません。延長されたこの一年のイベント全てがそれに当たると強く感じております。ありがとうございました」とつづった。

 そして「新天地選びは慎重に行なっており、再開の日程はまだ公表出来る状況にございませんが、以前もお伝えした通り鹿鳴館は続けて参ります。公表出来る段階になり次第ご報告致します」としたためた。

 同所は1980年のオープンから43年にわたって営業を続け、X JAPAN、LUNA SEA、GLAY、BABYMETALなどのアーティストも輩出。アーティストとファンから“メタルの聖地”として親しまれた。

 2023年6月、「ビルの老朽化」を理由に24年1月をもって現在の場所から退去すると発表したが、惜しむ声が多数寄せられた結果、ビル管理会社などが理解を示し、営業終了が延長されていた。