島根県警は30日、交流サイト(SNS)型投資詐欺で県西部の50代女性が現金2千万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。
生活安全企画課によると女性は8月16日にインスタグラムを閲覧中、投資に関する広告を見つけてアクセスすると、LINE(ライン)で有名な投資家をかたる人物とのやりとりが始まった。
その後「上級アナリストの松本」と名乗る人物らを紹介され、投資用アプリをダウンロードするよう指示された。女性は投資の知識を学ぶだけのつもりだったが、「確信のない取引はお知らせしません」などのやりとりで信用してしまい投資資金として、相手から指定された口座に現金を振り込んだ。アプリ上では利益が出ていたため信用し、その後も振り込み計3回振り込んだ。
優良株に投資できる権利に当選し、さらに1000万円投資できると言われて不審に思った女性が警察に相談して、詐欺だと分かったという。











