Q. 肌着は着た方がいい?


 だんだん汗ばむ日が増えてきました。暑い日に、保育園で肌着を脱がされて帰ってくることがありますが、汗を吸うために肌着は着せた方が良いのではと思います。それとも、少しでも涼しくするために肌着なしの方が良いのでしょうか。正解はどっちでしょうか?

YUBI先生の回答


 正解はこちら!と言いたいところですが、結論としてはケース・バイ・ケースだと思います。

 まずは、肌着を着る場合のメリットを考えてみましょう。大人と子どもは汗の量が違っていて、1歳の子どもは、大人の2倍量の汗をかくと言われています。そのため、肌着を着て、しっかり汗を吸収してもらい「あせも」や「かぶれ」を予防することが大切です。

 ただし、子どもは、大人と比較して熱がこもりやすい点にも注意が必要です。常に肌着と上着の2枚を着ていると、熱がこもり過ぎてしまうことがあるため、上着を脱がせて肌着のみにするなど、臨機応変な対応が望まれます。

上着1枚よりは「肌着1枚」になるほうが選択肢としては「あり」(YUBI先生提供)

 肌着を脱いで上着だけにする場合もあるかと思いますが、ポリエステルなど、素材によっては汗の吸収がおろそかになるかもしれません。

 ちょっと格好が悪いかもしれませんが、上着だけではなく「肌着だけ」になることが選択肢としては「あり」だと思います。

 重ねて大切なのが、小まめな水分摂取です。子どもは汗をかきやすいため、大人よりも脱水になりやすいです。また、水分だけではなく、汗で塩分も出てしまうため、水やお茶ではなく、スポーツドリンクや、経口補水液での水分補給が理にかなっています。

 お昼寝など、寝ているときも子どもは多くの汗をかいています。汗をかいて放っておくと、肌荒れや脱水だけでなく、冷えの原因にもなるため、寝起きに着替えさせるなどの対策をお願いします。

ドクター・ユビさん プロフィル
 米子市出身。小児科医。2012年に「米子こどもクリニック」を開いた。ユーチューバー、ティックトッカー、保育園や訪問看護ステーションを運営する経営者として働く一方で、9児のパパとして奮闘中。子どもたちに「『口ではなく、背中で語る』男になりたい」と思っている。


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