Q.  ふくらはぎや太ももの奥の辺りをよく痛がります。これって成長痛?


 小5の息子、ふくらはぎや太ももの奥の辺りをよく痛がります。特に夜に痛がり、昼間は痛みもなく過ごせているので、成長痛でしょうか? 受診した方が良いのでしょうか。
 

YUBI先生の回答


 小学校5年生の息子さん、どんどん大きくなっていらっしゃるのでしょうか? 「夜だけ痛くて、日中に痛みがない」のであれば、典型的な成長痛と考えていいと思います。

成長痛の痛みには、さすったりもんだりしてやり、子どもを安心させることが大切(YUBI先生提供)

 子どもの30%くらいは成長痛を経験しており、同じように夜間に下肢の痛みを訴えています。受診した方がいいタイミングは、日中も痛がる、片足のみ強い痛みがある、熱感がある、腫れがある、赤みがある、といったところでしょうか。実は、成長痛の原因は、まだはっきりと医学的にはわかっていません。

 一説には、骨の成長が早く、筋肉や腱(けん)の成長が追いつかないことで痛くなると言われています。また、痛みとしてはずっと継続してあるけれど、日中はさまざまな外的刺激によりアドレナリンが出ているため感じづらくなっており、夜になってリラックスすると痛みを感じるようになる、とも言われています。

 成長痛の治療として大事なことは、親がそばにいてあげることです。さすってあげたり、もんであげたりすることで、子どもを安心させてあげましょう。安心は成長痛の治療薬になるんです。実際、マッサージをして血流がよくなると、脳内でエンドルフィンという、痛みを和らげるホルモンが分泌されることが知られています。

 痛みの根本解決にはならないかもしれませんが、12歳頃には成長痛が自然消失する子が多いですので、その時期までは、親が優しくサポートしてあげてくださいね。
 

ドクター・ユビさん プロフィル
 米子市出身。小児科医。2012年に「米子こどもクリニック」を開いた。ユーチューバー、ティックトッカー、保育園や訪問看護ステーションを運営する経営者として働く一方で、9児のパパとして奮闘中。子どもたちに「『口ではなく、背中で語る』男になりたい」と思っている。


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