かつて蓄膿症と呼ばれた慢性副鼻腔炎は近年、患者が減少傾向にある。ところが、そのうちの一つで難治性タイプの好酸球性副鼻腔炎は、患者が年々増えているという。発症原因は不明、根治療法も未確立で、2015年には厚生労働省の指定難病となった。なぜ患者が増えるのか。どんな仕組みで発症するのか。謎の解明...