映画『(LOVE SONG)』に出演する(左から)向井康二、森崎ウィン(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会
映画『(LOVE SONG)』に出演する(左から)向井康二、森崎ウィン(C)2025『(LOVE SONG)』製作委員会

 俳優の森崎ウィンと9人組グループ・Snow Manの向井康二がW主演する映画『(LOVE SONG)』(公開中)より、タイでの撮影から、怒とうの宣伝稼働まで2人が作品と向き合い続けた“濃密な400日”を2分に凝縮し振り返るダイジェスト映像「Journey of 『(LOVE SONG)』」が公開された。

【写真】これぞ“人たらし”…!森崎ウィンの手をおもむろに握る向井康二

 本作は東京とタイ・バンコクを舞台に、異国の地で再会し次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描く。突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタを森崎、ソウタがバンコクで再会するカイを向井が演じる。

 昨年9月、タイで3週間に及ぶロケを敢行した本作。今日に至るまで、ハードスケジュールの合間を縫って作品に向き合い続けてきたのが、W主演の森崎と向井。向井が「とても愛にあふれている現場でした」と語る通り、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督をはじめとするタイのスタッフたちと紡いだ時間は、いつも笑いが絶えない温かな空気に満ちていた。チャンプ監督も「言葉が通じなくても、撮影を通して目を見れば気持ちが分かるようになって、すごく楽しかった」と回想する。

 タイに続き、日本での撮影も無事終えて、宣伝期間に入ってからも、森崎は舞台出演や自身のライブツアーと併行し、向井もSnow Man としてのトップアイドルの過密スケジュールの中で東京とバンコクを何度も往復。そんな2二人が歩んだ“400 日の軌跡”が濃密に焼き付けられている本映像では、数々の登壇イベントの2二人の様子を振り返っていく。

 この夏から本格化した膨大な数のメディア取材を経て、9月24日には初お披露目となるジャパンプレミアを開催。W主演の2人に加え、及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、そしてチャンプ監督も来日して登壇し、華やかなステージとなった。初共演にもかかわらず、森崎は「初対面の時から“はじめまして”感がない、不思議な出会いでした」と振り返り、向井も「フィーリングが合う。相手役がウィンくんで良かったと心から思っています」と相思相愛っぷりを披露。撮影現場で全力を尽くす2人の姿を思い返した及川が「涙が出ました!」と称賛したエピソードも記憶に残る。

 10月22日には、撮影の地でバンコクプレミアを開催。森崎と向井は多忙の合間を縫ってバンコクに飛び、タイ人キャストたちと久しぶりの再会を果たした。大勢のマスコミと満席の観客を前に、向井は「小さい頃からタイのドラマや映画を観てきたので、(タイ人の)母も喜んでいます。夢がかな叶っていると実感しました。僕の代表作です」と感無量の面持ちで語った。

 10月31日についに全国公開を迎え、11月2日には公開記念舞台あいさつを開催。及川や藤原、齊藤とともに登壇した2人。森崎が「(向井とは)パートナーなので、本当にすごく救われます」と肩を寄せ合いながら語れば、向井も「わかる!」と深くうなずく。観客へ向かって話す森崎の手を、向井がそっとつな繋ぐと、森崎は「ドキドキするから」と照れ笑い。すると向井は「手をつな繋いでほしいのかなって…」とすかさず返すなど、すっかり自然体の“仲むつ睦まじさ”がそのままステージに溢れた。

 さらに、11月11日の大ヒット御礼舞台挨拶あいさつでは、ジャパンプレミアで森崎が「(LOVE SONG)のカッコ=未完成(の意味)が、皆さんの元に届いてようやく完成できると思っています」と語ったことにちなみ、ステージ上の『(LOVESONG)』の看板からカッコを2二人の手で外し、“未完成→完成”へとアップデートする演出も実施。森崎が「映画『(LOVE SONG)』を、最後まで、ずっと末永く愛してください」と語り、向井も「この愛がいろいろな人に広がっていくと思います。たくさんの方に観ていただけたらうれしいです」と感謝の言葉を重ねた。

 最後には、観客を笑いと涙と“幸せオーラ”で包み込んだソウタとカイの胸キュン名場面の数々。そして「恋する2 人に恋をする」のキャッチコピーで締めくくられる。