TBSテレビおよびJNN系列局の記者・ディレクターたちが手がけてきたドキュメンタリー作品を上映する「TBSドキュメンタリー映画祭2026」が、3月13日より東京・大阪・京都・名古屋・福岡・札幌の全国6都市で順次開催される。2021年のスタートから回を重ね、今回で第6回を迎える。今回の映画祭予告映像とキービジュアルが解禁された。
【動画】「TBSドキュメンタリー映画祭2026」予告編
本映画祭は、歴史的事件や社会問題、市井の人々の日常、カルチャーなど多彩なテーマを追い続けてきたドキュメンタリーの“次の一歩”を生み出す場として注目を集めてきた。上映後に劇場公開へと進んだ作品は20本を超え、昨年話題となった『小屋番 八ヶ岳に生きる 劇場版』は今年1月の公開時にミニシアターランキング新作1位を記録。また『カラフルダイヤモンド ~君と僕のドリーム2』は「ロンドン・フィルムメーカー国際映画祭2026」で4部門にノミネートされるなど、国内外へ広がりを見せている。『WAR BRIDE』『カラフルダイヤモンド』の舞台化など多角的な展開へと発展する作品も生まれている。
今回は「カルチャー・セレクション」「ライフ・セレクション」「ソーシャル・セレクション」の3つの軸で構成され、表現者の視点や多様な生き方、現代社会の課題に迫る全16作品をラインナップ。テレビ局主催としては世界的にも珍しい映画祭として、長年培ってきた取材力とアーカイブを背景に、社会問題から国際情勢、ライフスタイルまで幅広いテーマを描き出す。
解禁された予告映像は、そんな16作品の魅力と、カメラを向け続けてきた表現者たちの熱い情熱が凝縮されたダイジェスト映像となっている。キービジュアルには、「本気の人間は面白い」というキャッチコピーのもと、映画祭のテーマである「情熱」「挑戦」「真実」を体現する印象的なシーンがちりばめられている。
チェアマンは、ドキュメンタリーブランド「TBS DOCS」発足時から務める爆笑問題・太田光が今年も続投。太田は「世界と日本を知るための最高の“教材”だと思っています」とコメントし、ドキュメンタリーの持つ知的価値を強調した。
映画祭アンバサダーにはLiLiCoが参加。「人と人でしかつながれない世の中で、無視してはいけない“人間の本気”がここにある」と語り、作品に込められた熱量への期待を寄せている。
さらにスペシャルサポーターとして、小川彩佳、荻上チキ、矢田部吉彦が今年も名を連ねる。小川は膨大な取材の時間と熱量が凝縮された映像だからこそ生まれる「胸に残り、あとから意味を持ち始める感覚」に言及し、荻上はニュースではこぼれ落ちがちな“声なき声”に光を当てるドキュメンタリーの力を評価。矢田部は本映画祭を「TVノンフィクションと劇場ドキュメンタリー映画をつなぐ、極めて貴重な架け橋」と位置づけ、その意義を語っている。
■TBS DOCS チェアマン:太田光(爆笑問題)のコメント
フィクションでは到底かなわないほど、現実は複雑で、予測不能で、そして強い。この映画祭は、世界と日本を知るための最高の“教材”だと思っています。
■TBSドキュメンタリー映画祭 アンバサダー:LiLiCoのコメント
知らない世界を知るのがどれだけ大切か、TBS DOCSで上映される作品を見ればすぐに読み取れます。人と人でしかつながれない世の中で無視してはいけない“人間の本気”がここにある。
■TBSドキュメンタリー映画祭 スペシャルサポーター:小川彩佳(『news23』メインキャスター)のコメント
膨大な取材の時間と熱量が積み重なった映像は、決して軽やかではありません。
けれど、その凝縮こそが生む、胸に残り、あとから意味を持ち始める感覚は、「速く、わかりやすい」体験では、決して得られないものです。
■荻上チキ(評論家、TBSラジオ『荻上チキ・Session』パーソナリティ)のコメント
ドキュメンタリーには、不思議なパワーがあります。そこに映された人に感情移入しながら、空間や問題の中に入り込むような力があるのです。日々のニュース報道からはこぼれ落ちてしまいがちな、声なき声の持ち主たち。その姿を見ることで、「この人と共にある社会」に気付かされます。
■矢田部吉彦(前東京国際映画祭ディレクター)のコメント
TBSドキュメンタリー映画祭は「TVノンフィクション」と「劇場ドキュメンタリー映画」の間の架け橋と呼べる存在であり、極めて貴重な場となっています。かくも刺激に満ちた映画祭のお手伝いが出来ることは、大いなる光栄です。
■カルチャー・セレクション
『ブルーインパルスの空へ』(監督:渡部将伍)
『野島伸司 いぬ派だけど ねこを飼う』(監督:津村有紀)
『田村真子 のと鉄道 明日へ向かう旅』(監督:矢島公紀・小池博)
『THE LAST PIECE -Glow of Stars-』(監督:北村太洋・川口央)
■ライフ・セレクション
『War Bride2 奈緒と4人の戦争花嫁』(監督:川嶋龍太郎)
『バース・デイ劇場版 余命1年のシングルマザー ~天才相撲少年への遺言~』(監督:飯田晃嘉・林将也)
『やまない症動 ―死ねない難病に挑むテレビマンの記録―』(監督:増山賢)
『共に、世界一へ デフサッカー日本代表の軌跡』(監督:鴻上佳彦)
『矛盾に抱かれて 音楽 建築 哲学 悲哀 循環』(監督:時崎愛悠)
『鈴木順子「私は生きる」―脱線事故20年、記憶の軌跡―』(監督:橋本佐与子)
『劇場版 盗るな撮れ~罪と少年とケーブルTV~』(監督:柳瀬晴貴)
■ソーシャル・セレクション
『ある日、家族が死刑囚になって―』(監督:西村匡史)
『死刑宣告の女性弁護士 アフガンからの脱出』(監督:加古紗都子)
『強制沈黙~殺される記者たち~』(監督:萩原豊)
『受忍の国 報道1930劇場版』(監督:石川瑞紀)
『特攻の海 ~3Dが語る80年目の真実~』(監督:今林隆史)
■開催期間
東京:ヒューマントラストシネマ渋谷 3月13日〜4月2日
大阪:テアトル梅田 3月27日〜4月9日
名古屋:センチュリーシネマ 3月27日〜4月9日
京都:アップリンク京都 3月27日〜4月9日
福岡:キノシネマ天神 4月3日〜4月16日
札幌 :シアターキノ 4月4日〜4月10日
※一部の作品は上映されない会場があります
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